忙殺の日々

バイトを始めてから、とにかく時間に追われる様になった。

朝、Aさんを起こして私は二度寝するか洗濯。

二度寝したら、洗濯して片付けをして支度をして買い物、それから出勤する。


帰りは急いで帰り、着くなり夜ご飯の下準備。

それから顔を洗ってお風呂へ入る。

Aさんが帰る時間に合わせて夜ご飯、Aさんがお風呂に入り寝酒をしてからようやく眠れる。

最近余り眠れなくなり明け方目が覚めてしまうので、二度寝をする。

何故かAさんが居ないと良く眠れる。



今迄、家事だけだったのがバイトもプラスされ、Aさんは何をしてくれる訳でも無く私だけひたすら負担が増えた。

2月後半はAさんが殆ど毎週飲み会が入っているので、飲み会の日だけは夜ご飯を作らなくて済む。

帰りも遅いので、ゆっくり夜を過ごせるのが楽だ。



そして、今夜もAさんは飲み会。

今夜は家からかなり離れた場所での飲み会の為、帰って来れるか不明だ。

もしかしたら朝まで帰って来ないかも知れない。

それはそれで気楽なのだが、私は明日もバイト。

Aさんは飲み会の次の日は必ずズル休みするので、明日から3連休になる。

休みでも何をしてくれる訳でも無いので、明日も夕方迄寝ているのだろう。

はっきり言って仕事行っててくれた方がまだマシだ。



先週の3連休はAさんは日曜日だけ休みで後は仕事でした。

日曜日はてっきり海へ行くのかと思ったら、行かずまたぐうたら寝ていて起きても何をするでもないので、私が少し意地悪く「退屈だわ…。暇って嫌い。」と言い放った。

何故そんな事を言ったかと言うと、次の日月曜日にまた、娘に会うと言っていたからだ。



流石にAさんも気まずいと思ったのか「何処か行きたい所あるの?」と聴いてきた。

特には無かった。

でも、何処でも良いから連れて行ってくれる技量が欲しかっただけだ。

「特に無いよ。」と答えた私だったがAさんは「じゃぁ○○にでも行く?」と言ってきた。

私は本当に何処でも良かった。

そしてそこから行く事にはなったものの、グズグズ支度をしないAさん。

私は素早く支度を済ませて待っているのに、なかなか支度しない。

ようやく出掛けた頃には夕方。

ご飯も食べずに出て来て、やっと夕方にランチだった。

その後、適当にお店を巡り、Aさんが「軽く飲んで帰ろうか?」と言ってきたので、私は「良いよ。」と答え、飲みに行った。

軽く、が結局ガッツリになってしまい、気付いたら夜の23時、Aさんが疲れたと言うので帰ることにしました。

飲んでる時も家でご飯食べてる時も無言か仕事の話。

その日は自分が如何に大変な仕事をしているのか、を延々と聴かされました。

大変なのは分かりますが、少し自慢?とも取れるような発言。

それに加えて、自意識過剰な発言。

また幻滅しました。

言葉にも態度にも出しませんでしたけど…。



明けて翌日、娘に会う為だからかAさんはお昼に帰って来ました。

そして急いでシャワーを浴び、いつも以上に身支度に時間を掛けて、1時間もしない内に出掛けて行きました。

前日の私と出掛ける時と大違い…。



帰ると、娘と一緒に買ってきたとか言うインテリアアクセサリーをゴソゴソ出して、その後娘からバレンタインで貰ったと言うカップケーキと市販のチョコレートを嬉しそうに食べてました。

今回はもぅ私は何とも思わず、黙ってました。



私の気持ちとは裏腹に何も気付いていないAさん。

仕方なく私もバレンタインのケーキを焼き、渡しました。

Aさんは、自意識過剰で自慢してる割りにバレンタインチョコを貰った経験が無いらしく、明らかに嬉しそうなのが隠せないで居ました。

私は内心『気持ち籠ってないけどね…。』と思いながらも平静を装いました。



でも、失礼な人なのは相変わらずで「これ、本当に作ったの?買ってきたんじゃないの?」と言われる有り様。

買ってきたチョコレートの方が美味しいし、私だって楽だよ…。

半ば呆れながら「手作りだよ。」と言いました。

他に言葉知らないのでしょうか?

一言多い…。



最近本当に会話も行動も噛み合いません。

Aさんに合わせて毎日過ごすのはとても疲れるしストレスです。

今夜、居ないのが本当に楽で、やっぱり一緒に暮らす事は向いてないんだな、とつくづく思いました。



そして…。

私は秘かに元カレとLINEでやり取りを始めました。

数年前に付き合った彼氏で、Bさんとします。

Bさんは地方に住んでいて、私とは遠距離。

滅多に逢えない事もあって別れました。

でも、今回のAさんの事ですっかり参ってしまった私はBさんに事情を説明して、『迎えに来て。』と言ってしまいました。

もぅ『セックス付きのボランティア』をやめたかったからです。

Bさんはそんな私を呆れもせず、迎えにいくと言ってくれました。

『今すぐには無理だけど、時期が来たら必ず迎えにいく。』と。

それまで私は狡いですが、Aさんと暮らす事にしました。



友達にも「元カレとより戻して、Aさんなんか捨てちゃいなよ。」と言われ、それもアリなのかな…。

と、思い始めました。




Aさんと付き合い始めた頃は、Aさんもこんなに変わるとは思ってもいなくて、優しく私を愛してくれて、ずっと一緒に居られると思っていました。

でも、フタを開けたら真逆…。

結局私がAさんに振り回され、我慢を強いられる。

Aさんの身勝手さには、ほとほと疲れました。

こんな人と一生一緒に過ごせません。

Aさんが身勝手に振る舞うなら、私はAさんを利用すると考えを変えました。



Bさんという存在が私を少し安堵させてくれています。

私は狡いのかな…?と思いつつも、上手くやり過ごすにはこれしか無かった。

もぅリスカもしたくないし、死にたいと思いたくもない。




これで良いんだ。と、自分に言い聞かせ過ごしていきます。

週末、Aさんと過ごすのが早くも憂鬱です。

多分日曜日は海に行くでしょう。

居ない方が楽だ。




何でこんなに変わってしまったのだろう…。